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『ダ・ヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』が人気のアメリカの作家、ダン・ブラウン氏が裁判で争っていた件、5月公開予定の映画には、影響がない判決が下りました。
世界的ベストセラー小説となった『ダ・ヴィンチ・コード』ですが、1982年に出版されたイギリスのノンフィクション小説の盗作だとして、その小説の著者であるマイケル・ベイジェント氏とリチャード・リー氏の2人に著作権侵害認定などを求められ、裁判が起こされていました。
こちらの小説というのは『レンヌ=ル=シャトーの謎/イエスの血脈と聖杯伝説』というもので、実はキリストには子供がいて、その血脈が現在まで続いているという、これもある種のノンフィクション小説である新約聖書のその後を書いたような内容になっています。
両氏は『ダ・ヴィンチ・コード』のコアとなるアイデアが、自身の小説から引用したものであり、著作権侵害に当たると主張していたわけですが・・・主張は受け入れられませんでした。
そもそも新約聖書や聖杯伝説などに関して「誰のアイデア」として決め付けるのはおかしいと思っていました。伝説とは多くは吟遊詩人やご当地の伝承として現代に残された過去の遺産のようなものであり、それを元にして書かれた小説は五万とあるのに・・・と。
キリストとマグダラのマリアの関係や子孫の存在に関しても、小説家だけではなく歴史学者、聖書学者によって諸説さまざまあります。大雑把に言ってしまうと、『ダ・ヴィンチ・コード』はそれを上手にまとめて、きれいに脚色したのに過ぎないと思うのです。
判決如何によっては、映画の公開延期もあるのではないかと言われていたので、今回の判決は嬉しい限りです。
ダ・ヴィンチ・コード
2006年5月20日、全世界同時公開
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