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【映画レビュー】 カウチポテトレビュー

ナショナル・トレジャー

NATIONAL TREAUSRE(2004年/アメリカ)

日本公開2005年3月19日 上映時間131分 DVD特別版
監督ジョン・タートルトーブ
出演ニコラス・ケイジショーン・ビーンダイアン・クルーガージャスティン・バーサハーヴェイ・カイテルジョン・ヴォイト
the ninth gate

ジェリー・ブラッカイマー製作のアクション冒険大作。『インディー・ジョーンズ』、『トゥーム・レイダー』と、トレジャー・ハンターものは多くありますが、アメリカの史実やそれに関わるアイテムを駆使した、結構リアリティ色の濃い作品です。
あまり期待せずに観にいきましたが、結構楽しめました(笑)。

アメリカの独立戦争やテンプル騎士団、秘密結社のフリーメイソンなどが絡んだ謎解きですが、それらを細かく知らなくても作中で詳しく解説してくれるので理解でき、楽しめます。
一番良かったところは、独立宣言の文書や重要な手紙、記念碑、1ドル札や舞台となる教会、ウォール・ストリートなど、現実にある場所やアイテムが謎解きのヒントになっているところです。これがリアリティを生み出している一番の要因だと思いますが、観終わったあとは流石にアメリカに旅行に行きたくなりました(笑)。

一番のお目当ては勿論ショーン・ビーンなのですが、CMやトレーラーを観て敵役だとわかっていたので、最初のシーンはおやっ?!と思ってしまいました。まさかあんな早くから活躍が見られるとは(笑)。
半端な髪の長さ、シンプル目のリッチマンな衣装が良く似合っていて、悪態ついていても、にやっって笑っててもかっこいいんですよね・・・「頭が良い」割りに、ニコラス・ケイジ演じるゲイツ氏がスマートに、静かに独立宣言文書を狙うのとは正反対に、力技で盗もうとしているのがらしいっていうか・・・結構出し抜かれながらも、ワンテンポ遅れで一生懸命ついてくるのがすごい(笑)。

結構どきどきしながら最後まで楽しく見ることができましたが、私が他ににやっとしたのは、『トゥーム・レイダー』でクールに、ララ・クラフトの父親役をやっていたジョン・ヴォイトが、ちょっとコミカルに、同じくトレジャーハンターのゲイツ氏の父親として登場していた(どちらかというとインディの父親風)り、『乙女座殺人事件』で、嫌味な警視役だったハーヴェイ・カイテルが渋いおじさん(これも警視かな?)になってたりしてたところでしょうか。
トレジャー・ハンターにかかせないIT系のキャラ(ジャスティン・バーサー)はやっぱりコメディ担当だったりとか、なんか似通ったところもありつつ、でもちょっと違うんですよね。

普通に誰でも楽しめる娯楽大作ですが、ゲイツ氏が「独立宣言を盗むなんて。」と独立宣言を大事にする姿勢が、やっぱり「ハリウッド大作」でちょっと鼻についたりもします。
敵役が英国人のイアン・ハウなのも、「アメリカ人は独立宣言を大事にしていて、たとえ財宝に目がくらんでも汚すことなんてできっこない!」っていう、愛国心の表れなんでしょうかね。ダイアン・クルーガー演じるチェイス博士がドイツ語訛だからって「米国人じゃないの?!」なんていう台詞があるあたり、この作品はアメリカ人のための映画なんだなぁって気がしました。
独立宣言にある、自由と平等と平和・・・現在のアメリカ政府はこのすばらしい意識を、アメリカ国内だけでなく全世界中に持っていただきたいと思う次第です。でもすごい英国人が悪者ですよね、この映画(笑)。

以下ネタばれ 反転してご覧ください

最初に「刑務所に行く人間が一人は必要だ。」と聞いたとたんに、イアン・ハウの行く末がわかってしまったのがちょっと残念でした。
ショーンが今まで演じた悪役同様、結構人を人とも思わない非道なところがあるわりに、なんか可愛く見えてしまうのは、全体的に現実っぽい風景や演出があったからでしょうか。

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