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イギリス、アイルランド系俳優紳士録と映画レビュー:British & Irish Actors'

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【映画レビュー】 カウチポテトレビュー

シャンプー台の向こうにお気に入り!

BLOW DRY(2000年/イギリス)

日本公開2001年12月15日 上映時間95分 MediaDVD
監督パディ・ブレスナック
出演ジョシュ・ハートネットアラン・リックマンナターシャ・リチャードソンレイチェル・グリフィスレイチェル・リー・クックビル・ナイ
シャンプー台の向こうに

英国の田舎町で開催されることになった“全英ヘア・ドレッサー・コンペティション”をきっかけに、美容師見習いの息子、かつて2度にわたって優勝した父親、逃げた母親とその恋人(女性)が、徐々にかつての絆を取り戻していく、ヒューマンドラマ・・・と思いきや、(いや、勿論そうでもあるんだけど)とっても英国らしいコメディ。
英国の田舎が舞台なのに、アメリカ人が主役っていうのもめずらしいし、ちょっと日本を勘違いしたようなシーンもあるけど、私の好きな映画、10本の中に入るお気に入りです。(いや、5本かな?!)
日本公開はミニ・シアターでしたが、どんどん上映館を増やしていった名作です。

バイトしながら腕を磨く息子役にジョシュ・ハートネット。眉毛が垂れ下がりっぱなしで、とってもかわいい青年を演じています。
彼をちゃんと観たのはこの作品が初めてだったので、あまりの素朴さにほれぼれしたものですが・・・今ではすっかり、ハリウッドな役者さんになってしまいました(笑)。
彼が恋する幼馴染、レイチェル・リー・クックも、厚化粧時をのぞきとってもキュートでかわいいし、お母さん役のナターシャ・リチャードソンリーアムの奥さん)も良い感じです。自分の命が短いのを知って、10年間近所に住みながらほとんど顔をあわせることのなかった“家族”を一つにしようと懸命になっている姿は、強くもありはかなくもあります。
コメディでありながら、この伏線がまさに英国映画の真骨頂なんですよね。

ちょっとブラックの入ったユーモア、たくさんの伏線とそれに絡む多くの“ニヤリ”としてしまう脇役たち(ビル・ナイとか、「何モノ?!」ってくらい、だんだん派手になってく司会者とか)・・・そしてホロリとくるエピソード。どれも英国映画にはなくてはならない要素です。

ジョシュ君の父親を演じるアラン・リックマン、言わずもがな、私の大好きな俳優さんですが、この作品でのアラン、とにかくかっこいいオヤジなんです。
3度目の優勝がかかったコンペティションの最中に妻に逃げられ、腕の良い美容師でありながら、小さな田舎町の床屋の亭主に納まっているおじさん・・・。田舎町のオヤジにしちゃあ黒い服が似合いすぎて・・・最初は乗り気じゃなかったのに、元妻の病気、そしてそれを知って苦しむ彼女の恋人を力づけるようにコンペに参加したときのかっこよさったら!

それにしても、本当にヘア・ドレッサーのコンペティションってこんなに派手なんでしょうか?(笑)パフォーマンスが重要なのってわかるけど、モデルより目立ってどーするの(爆笑)!!
英国の田舎の町並み、かわいい内装の美容院、おばあちゃんの夜会スタイル、カラフルな羊たちなど、ストーリーとは別に、様々なヘア・スタイルや要素も楽しめます。

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